フリーウェイ

瑞牆に移動してトレーニングとしてマルチピッチ。お題はフリーウェイ5.11c。
ちなみに始点は憧れのイクストランへの旅と同じである。再訪にも関わらず迷った(笑)

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1p目 5.10d
3ピン目あたりでテンション。ホールドがない。難しい…そしてハングを超えるべきところを間違えて左から巻いてしまった。ハングにのってからも難しい。5.10dとは思えない難易度である。
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2p目 5.11c
ピッチの中で一番グレードが高い。結論からというと1ピン目から先に進めず。5.11cとは思えない難易度であった。
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2p目の終点から
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3p目 5.10a
フィンガークラック。やっとホッとするグレード(笑)
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4p目 5.10a チムニー
濡れていたので敗退した。最初オブザベしたときは右から足ブラで登るのかと思いきや左のフェイスからチムニーに入るそうだ。オブザベ能力が足りない。

下山後、中途半端に時間が余ったので、避暑のエリアに移動。近いかと思いきや急登の連続で辛かった。

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やってみようと思ったのはカフェ・オレ 5.9。小川山レイバックに匹敵する内容とのこと。
さっそく取り付くも最初のレイバックで岩が剥離してフォール。
よーく見てみると全体的に脆そうなので中止。

今から一刀に移動しても時間が足りないのは目に見えていたので早々に下山。

摩天岩

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行ってみたかった摩天岩。アプローチ90分!

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瑞牆に何度も来ておきながら初めて見る不動滝。

着いてみれば目当てであったかぜひきルートは濡れていて登れなかった。レインボーも蜃気楼も陽炎もダメ。台風の影響だろうけどこれほどひどいとは。他パーティが上部壁に行ったきり戻ってこなかったので上部壁は登れたのだろう。

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電光クラック 5.9 O.S.
2ピッチに分けて登った。これを繋げて登るなんてキチー。
2ピッチ目はプロテクションが取れずランナウトしまくりだが問題ない。がグレードだけで登るのは避けた方がよさそう。
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かぜひきルート 5.10a 1try
せっかく来たんだから少しだけずり上がって見るもびしょ濡れだったので敗退

中途半端に時間があまったので、不動岩やトライアングルフェイスなどを見回って、いいのがあれば登ろうと思ったけれどボルトがRCCだったり錆びまくってたりであまり登られていないようだった。

よろめきクラックR.P.

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かねてからの宿題であったよろめきクラックをやりに。

よろめきクラック 5.10a 1try TR 2try R.P.
 いきなりリードで行くが這い上がれずリタイヤ。トップロープをかけてもらって一度トップロープでやり方を思い出す。
 出だしのカムは手前じゃなくて奥に入れとくと膝をいれやすいのでは?というアドバイスをもらい、確かにカムにあたってるのかも?…
 そして3便目にまたリードするも上部のワイドでカムを奥に突っ込んでなかったばかりに足に絡まって這い上がれずフォール。
 カムは全部奥に入れるということを肝に銘じてようやくR.P.。

 使用カム
  出だし #5
  オフウィズス #6(あげながら)
  フィスト #3
  上部の出だしのハンド #2
  最後のワイドに入る頃 #4
  チョックストーンで120スリング巻いてプロテクション取りました。

百獣の王 5.11c 1try
 最後にトレーニングで。

○友ルート

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リクエストをのんでもらって、○友ルート。
カーテン状壁にある10bのチムニーがあるルートである。

カーテン状壁までは30分。思ったより近い。中間に屏風岩。
○友ルートを見つけて、視察後登る決意をする。オールリード。

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1ピッチ目 5.10a
ホントは50mほどピッチを切らずに登るそうだが初めてなので最初に見える支点でピッチを切った。ここまでは体感5.8程度。
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1.5ピッチ目 5.10a
ここから長い長いスラブが始まる。しかも次のボルトまでが超絶遠い。落ちたらおしまいである。オンサイト出来たがスラブに自信のない人は触るべきではないだろう。
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2ピッチ目 5.10b
ハイライトのピッチであるが肝心のチムニーが見えずオブザベ出来ない。しょうがないのでチムニーの手前まで行ってピッチを切ることにしたが支点になりそうなものがなく、カムで支点を作った。カムが減って困ると思ったが意外と使わないカムだったので問題なかった。
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2.5ピッチ目 5.10b
最初はフィストぐらいのクラックをレイバックで登り、チムニーの手前でオブザベ出来る。フレアしてるチムニー…プロテクションは奥に細かいカムがたくさん使えるので問題なかった。しかしどうしても這い上がれずエイド。最後はプロテクションが取れないままチムニーを抜ける必要があり、恐怖だったけれどフェイスに強ければありかな。それでも落ちたらおしまいですが。
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3ピッチ目 5.8
易しいスラブ。でもボルトが1個しかないので落ちたらおしまいである。
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ラインは2本あり、どっちを行っても5.8。懸垂下降用のスリングがあり、そこで切った。

4ピッチ目が存在するらしいが、目視する限りはブッシュするようで、2ピッチ目のチムニーで満足していた自分は割愛して下山することにした。
シングルでは降りれないとトポにあったが、○友ルートを戻るように途中途中の支点を使えばシングルでも降りることはできた。

チムニーは登れなかったし、いたるところでプロテクションが取れなく恐怖だけど、また再訪したいルートではあった。

甲府幕岩に瑞牆

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2日間と瑞牆。
ホントは蒼天攀路を登りに行くつもりだったが、調整がつかずカサメリでエンクラ。と思ったらすべてのエリアがびしょ濡れで登れなかった。コロッセオぐらい?
と言うことで審議の上、甲府幕岩に転進。バッチリ登れました。暑いとは聞いてたが曇っていたので苦痛なほどではなかった。

2016/07/30

HIVE 5.10a 再登

ジューンブライド 5.11c 2try R.P.
 久々のR.P. 難しいのばかりやってて遠ざかっていたので、なんか嬉しい。
HIVE 5.10a 再登
 回収便

その後は瑞牆に舞い戻って焼肉。
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2016/07/31
ワイドの練習がしたいということでエンペラータワーへ。某ジムの体験会?で総勢13人が来ててまともに登れず。いろいろ登ることにした。

エンパイア・ジャム 5.10a 途中まで

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よろめきクラック 5.10a 1try
 やっぱりリードだと恐怖心に負けてうまく登れない。

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JECCルート 5.11a 1try
 途中のトラバースでびしょ濡れで、手前のポケットまで濡れていてカムも決められずランナウトになってしまうので敗退。

百獣の王 5.11c 1try
 JECCに残したカムの回収のために登ってもらって、百獣の王に残してしまったヌンチャクの回収で登った。

よろめきクラック 5.10a TR
 やっと某体験会の面々が帰っていったので最後に登った。ノーテン。この調子でリードも出来ればいいんだけど。

ベルジュエール

前回の敗退から1年。
パートナーの希望もあって再挑戦できた。

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1P目 5.11b

フォロー。パートナーは手前の木を使いながら登ったが、やっぱり左からクラックを登ってテラスにあがるのが正解だと思う。サブザックを担ぎながらのハング越え、スラブの処理は辛かった!少々エイド。

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2P目 5.10a

フォロー。前回は処理出来ずエイドしたピッチでしたが、パートナーはアンダー持ちすることでクリア。真似してみたら簡単だった。修行が足りない。

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3P目 5.7

フォロー。最初はパートナーが2Pと3Pをリンクして行ったかと思い、ここを4P目と思い込む。右斜上にあがるということなのでブッシュしながら突っ込んでみたが道間違いだったことが判明し戻る。タイムロス。
結局ここは3P目だった。

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4P目 5.9

リード。前回はハンドクラックの前でピッチを切ったが今回は最後まで登った。ヌンチャクを介したためにロープの流れが悪くなってしまったのでカムに紐を通すときだけエイド(笑)

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5P目 5.10a

フォロー。このルートのハイライトという話だが自分には6ピッチ目がハイライトだと思う。縦に入るオフウィズスからレイバックで豪快にクリア。

6P目 5.8
フォロー。パートナーはあっさりオンサイト。
自分はと言うとチョックストーンまでは落ちずに行けたがチョックストーンを持ったところでバランスを崩して落ちた。サブザックをぶら下げてる点を考慮してもまだ修行が足りない。でも昇仙峡やよろめきで特訓の成果が出たか。

ここからは未踏ゾーンである。

7P目 ブッシュ

8P目 5.10b
フォロー。逆イの字のクラックで切ってもらう。ここもチムニー登り。

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8.5P目 5.10b

リード。難しいと思われるのとリードしてみたかったのでここからスタート。縦のクラックは簡単だがトラバースに入るとフットホールドが見つからずテンション。探ったが難しいのでエイドして抜けた。
右足をクラックにねじ込めば行けるらしい。

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9P目 Ⅲ

歩き。

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10P目 5.8

フォロー。右ガバを持てば楽だったがジャミングだけであがろうと思ったら無理だったのでエイド。

8時間ぐらいで頂上。
歩きで下山。危険なところが多く残置ロープで懸垂。本当に大丈夫か?

よろめきまくる

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この日は仲間が見つかったのもあり、ワイドの特訓。

よろめきクラックへ。エイドでトップロープかけてひたすらよろめきまくりました。

よろめきクラック 5.10a TR 4try
 最初は離陸不可だったのが最後は全部ムーブがバラせて、リードでも行けそうな気がしました。

あとオフウィズスでこうすれば絶対落ちないというのがだんだん分かった。それだけでも大収穫。
ワイド登りはテクニックや情報が肝で耳から入りにくい自分には情報不足感が強く登れないけれど、とにかく経験を積むしかない。

あと数回は行きたい。

山河微笑

みずがき山自然公園に一泊して早朝に出発。
内容は山河微笑と錦秋カナトコルートのパチンコ。

まずは山河微笑から。

1ピッチ目 5.8

フォロー。なんと評していいのか。フェイス?5.8にしては悪い。嫌な予感がする。

2ピッチ目 5.8

フォロー。チムニー。苦手です。足の長さが関係するんでしょうか。

3ピッチ目 5.10a

リード。斜めったハンドクラックと言うよりフィンガークラック?からコーナークラックへ。途中途中フェイスに逃げられます。最初だけ苦労してビビってカム打ち過ぎるもなんとか足りる。

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3ピッチ目の終了点から

4ピッチ目 IV フォロー。数メートルトラバースしてクライムダウンする程度なので割愛。
我々はクライムダウンしましたが、立木を使って懸垂した方が良かったかもしれないです。

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5ピッチ目 5.10a

フォロー。荷物持ちしてた人がドカ落ちしたので代わりに自分が背負う。
これは無理です。登れません。回収したカムでエイドで抜ける。あいかわらずワイドが苦手。
以上でトップに立ちました。
最後が悪すぎた!

これを登っている間に雨が降りだしたので、懸垂下降で退散後、錦秋カナトコルートは中止して下山。
途中で末端壁でペガサスにトップロープがかかっていたので登らせてもらう。

ペガサス1P目 5.10d TR
初めてかと思ったら登ったことあるみたいです。全然覚えてない…
最後のワイドでカチを見逃してテンション。あいかわらずワイドがダメ。

Joyful Moment

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アルパインクライミング考でパチンコというトレーニング方法を知り、佐藤裕介さん山岳ガイドのブログでジョイフルモーメントの存在を知る。そのブログでジョイフルモーメント、一粒の麦を通して登る記事があったのでそれを参考に自分も挑戦してみることにしたわけである。

十一面岩奥壁まで。一回だけ道を間違えただけで難なく辿り着いた。
ここまで2時間ぐらいだった。

まずJoyful Momentから。

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1ピッチ目 5.9

パートナーが先行。
1ピッチ目と2ピッチ目をリンクして3ピッチ目へ。

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3ピッチ目 5.9

3ピッチ目は自分がリード。40mと長い!
枯れ気味の立木を2本使って支点を作る。

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4ピッチ目 5.8

4ピッチ目はパートナーがリード。ワイド。サブザックを担ぐとチムニー出来ないので足ジャムで登った。ツラい。13249579_1000222310027127_407163731_n

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5ピッチ目 5.7

間を縫って少し歩くと、5mぐらいの短いクラックが出てきたのでそこだけ自分がリードして頂上に立った。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

Joyful Moment 5.9 5ピッチ O.S.

さて下山なのだが、踏み跡をトレースしていくうちに右に折れるべき箇所を間違えて左に行ってしまい3時間ほど迷う…不動沢らしき沢に出てしまい一時は沢に沿うように下って下山して登り直すことも考えたが、危険だったのでやはり来た道を戻りそれでもダメだったら瑞牆山の頂上を目指そうということにしたら偶然来た道に戻った。
8時半頃登攀開始して、10時半頃に頂上。13時半頃取り付きに戻るという大失態。
ちょっと休憩してから二つ目の一粒の麦へ。

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1ピッチ目 5.9

1ピッチ目はパートナーがリード。ルートファインディングに苦労したようだ。時間がかかる。1ピッチ目の途中でピッチを切り、核心と思われるクラックをパートナーにリードしてもらう。このクラックは取り付きからは見えない!
その後は厳しいクラックが続き、カメラもスマホもしまって本気モードになってしまったので写真は撮ってない(^_^;)

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2ピッチ目 5.10b

初めて見たときはウホッと声を漏らすほど見栄えのいいクラック。自分がリード。ワイドでカムを掴んでしまいオンサイトを逃す。内容はとても充実したルート。
3ピッチ目 5.6 パートナーがリード。登って降りるという移動のピッチ。クライムダウンが緊張する。
4ピッチ目 5.6 チムニーをノープロで登っていくのだがそんな度胸はない。となりのルンゼでショートカット。
5ピッチ目 5.10a パートナーがリード。あれ?
6ピッチ目 5.10c 私がリードですか?やられました。と言うことでリード。初っぱなからテンション。ブッシュを掴んでコーナーに突っ込むらしいけれど、このブッシュが折れてしまったらどうする気なのだろう。
コーナーに突っ込んだらあとは長い長いコーナーが続く。カムが足りないので、下にあるカムを抜いて交互にセットしながら高度をあげていく。もし落ちて2個とも取れたらと思うと生きた心地がしない。
やっとコーナーが終わってちょっとスラブしてからまたコーナークラック。カムが…と思ったら#0.4や#0.5のカムが使えた。
終了点もなかったので、カムが足りるかどうか不安だったけれど、#0.75、#3、#4でどうにかなった。
トポによればこのルートは#0.2から#5の1セットに#5を足して行けるようですが、あの長い長いコーナークラックをたったの1個のカムで上げながら登っていく気なのだろうか。おそろしい。

一粒の麦 5.10c 6ピッチ T.O.

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